アラサー女の戯言

いろいろあるけど、生きてるのよ。

逃げたいから逃げることは逃げではないと言って。

 

 

逃げるのも仕事。

逃げるのも才能。

 

逃げたって良い。

 

会社を辞めたい人,

だった私はこんな言葉に

励まされていた。

 

逃げることは

ずいぶんと前から心に決めていて,

でもさぁどうやって,

と,もがいていたら鬱になって

苦しんでしまった。

 

さっさと辞めちゃいなよ

辞めろ辞めろ~

もう十分頑張ったんだからもう頑張らなくて良いよ

早く辞めなよ

辞めても何も思わないよ

 

分かった。分かってる。ありがとう。

 

だけど何かを辞めることが,

こんなにもエネルギーを使うことだなんて,

もう経験したくはない。

就活は恋愛だというけれど,

仕事を辞めるときはきっと違うと思うのは,

私がまだ本当の恋愛をしていないからなのだろうか。

 

始めるときより辞めるときのほうが大変。

ということを,

何人の人は知っていて事を始めるのだろうか。

 

辞めれない人がいて,

この社会が回っているのかも知れないと,

心からそう思う。

でも辞めれない人には辞めれない人の何かがあるから,

続けられるのだろうな,とも。

 

模索して,たくさんの言い訳を考えて,

辞めることを温め続けていた私は,

なんだろう,

やっと今になって会社に伝えることが出来た。

昨夜の午前3時までかかった作文を,

今朝起きたときに今日の夕方4時くらいに送ろうと,

決めてその通りに送った。

不思議とここまで温めてきた期間とやり方が

腑に落ちていて,

とてもすっきりしている。

 

まだこれからどうなるか分からないけれど,

心が軽いとはこのこと。

 

 

そしてもう1つ,

人に求めることは,求めようとしなければ,

与えられないのだと。

 

それはきっと,私が今までで一番苦手だったこと。

求めることができないから,

ー自分でやってしまおう,神に願おう,その人のせいにしよう

そうではないのだと。

 

私は勇気が欲しかった。

勇気が欲しくて,直接的にでも,間接的にでも,

遠回りをしながらここしばらくの間勇気を探していた。

 

少しずつ,少しずつ勇気が集まった。

でも最後の最後に足りなくて,

集めた勇気と少しのタイミングで偶然に,

私の目の前に現れた天使に勇気を下さいと,

素直に言った。

 

そしてやっと,崖から飛び降りることができた。

 

未来は明るい。

 

私もいまたくさんの勇気をもらった人に,

いつか勇気を与えたい。

いつでも頼ってと,愛と勇気を与えられる人になりたい。

 

私らしさを失っていた私は,またもう1歩私らしくなった気がした。

 

昨日の今頃,

こんなにつらいことはないから,

やっぱり死んでしまおうかと思った自分には

もう当分会いたくない。